強くしなやかな女性たちと、そのライフスタイルを彩る愛車の関係をひもとく連載「Her Drive, Her Style」。 第2回は、NYから「ソボーラズ」オーナーのキャスリーン・ソボーラが登場。 幼少期から培われたヴィンテージへの愛と確かな審美眼をもとに、ニューヨークで独自のスタイルを形にしてきたキャスリーン。穏やかで芯のある人柄や、自分のペースを大切にする感性は、彼女の日常に寄り添う愛車選びそのものを表している。
キャスリーン・ソボーラ:ソボーラズ(Sorbara’s)オーナー
1994年生まれ。フロリダのマイアミでモデルとしてキャリアをスタートし、10代でニューヨークへ移住。モデルとして活動したのち、2019年には「チッキーズ ・ヴィンテージ(Chickee’s Vintage)」をオープン。2024年にはブルックリンのウィリアムズバーグに自身のファミリーネームを冠した「ソボーラズ(Sorbara’s)」を立ち上げた。 Instagram: @kathleensorbara
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Q.愛車の車種と購入時期を教えてください。
ランドローバーの「レンジローバー イヴォーク」です。2016年モデルで、発売された年に購入しました。
Q.その車を選んだ理由は何ですか?
ニューヨークの街中での使いやすさを重視して選びました。「レンジローバー」のなかでも比較的コンパクトなモデルなので、限られた駐車スペースでも扱いやすいのが魅力です。また四輪駆動なので、冬の凍った路面や雪の日でも安定して走行できるところも決め手でした。
Q.ご自身のスタイルと共通する部分はありますか?
あると思います。この車は約10年前のモデルで、ヴィンテージすぎず、今っぽさも少し残っているところが気に入っています。私自身、古いものと新しいものをミックスするのが好きで、すべてヴィンテージを着るわけではありません。この車は、そうした自分のスタイルを表しているように感じます。
Q.愛車で特に気に入っている部分を教えてください。
後ろの荷物スペースが広く、たくさん荷物を積めるところ。フラワーマーケットで買った大きな花も、そのまま全部載せられるんです。お店用の買いつけのときも必要なものをまとめて積めるので助かっています。それでいて車自体はコンパクトなので、移動もしやすくて便利です。
Q. 車内で快適に過ごすためのこだわりはありますか?
車に取り付けられるジョー マローン ロンドンのディフューザーを使っています。車という“自分だけのプライベートな空間”を持てることは、慌ただしいニューヨークでは特に、一人で落ち着ける場所としてとても大切な存在です。
Q. 常備しているアイテムを教えてください。
サングラスはいくつか常備していて、いま特にお気に入りはフィービー ファイロのサングラス。ほかには、健康のために通っている近所のプールで着るコム デ ギャルソン×スピードの水着や、お店のオリジナルキャップも入れています。
Q.ドライブ中に欠かせない音楽は?
大体いつも聴いているラジオ局が3つあり、まずはNPRで「The Brian Lehrer Show」をよく聴いています。それからジャズ専門の「WBGO」は、家からお店に向かうときに聴くことが多いですね。もう一つはコロンビア大学の学生が運営している「groovetrackersfm」で、さまざまなジャンルの音楽が流れていて面白いんです。
朝はNTSの「SLOW FOCUS」というメディテーションの音楽を流すこともあり、そのときの気分でいろいろと聴いています。
Q.愛車と訪れた中で、記憶に残っている思い出の場所は?
2021年頃、気分をリセットするためによくアップステートに出かけていました。NYの街が騒がしく感じていて、少ししんどい時期だったので、自然のある場所に行き、国立公園や滝を巡りながら一人でドライブする時間を過ごしていました。そのときにキャッツキルの森の中にある「Piaule」に泊まっていたことも印象に残っています。
Q.おすすめのドライビングスポットを教えてください。
パッと思い浮かぶのはペンシルベニアの郊外にあるニューホープという街。そこへ向かう道のり自体が緑豊かで、窓を開けて走る時間がとても気持ちいいんです。街には歴史ある建物やアンティークショップがあり、その周辺にはジョージ・ナカシマの自宅兼工房もあります。特に木々が色づく季節のドライブがおすすめですね。
Q.ご自身にとって「運転する時間」とはどのような時間ですか?
自分にとってメディテーションのような時間です。運転中は携帯から離れられるので、音楽を聴きながら一人で過ごす時間を大切にしています。自分はやや内向的な性格なので、こうした時間が自分にとって心地いいんです。長距離ドライブやラジオを通して新しい音楽に出会う時間も、とても好きですね。
Photographer: OMI TANAKA Realization & Text: Maki Saijo




















